『全ての病気は腸から始まる』腸内環境の大事さ。

こんにちは!表参道パーソナルジムPlusOne代表の田村です。

いよいよクリスマスも終わり、年末ムードに一気に差し掛かってきましたね。

 

私は好きなものを好きなだけ食べ幸せを実感中。

でも太らないという。これが一回減量した力です。以前のブログでも紹介した

https://www.plus-one-personalgym.com/https-www.plus-one-personalgym.com-blog-no23/

を読んでいただければ分かるのですが、ある程度目標に到達したら週に1回くらいの暴食では絶対太りません。

 

なので1週間でいきなりご褒美でなく、2〜3週頑張って少し体が変わってからご褒美は入れてあげましょうね。

 

ただそれでもクリスマス・年末年始はいつもより多く食べたりジャンキーなものを食べてしまうわけです。

そうなると『腸内環境』が悪化し、消化や吸収がうまくできなくなるのでその後も痩せづらくなったり基礎代謝もUPしづらくなります。

 

では腸内環境ってなんのことなのか?

皆さん説明してくださいと言われると意外とできないものです。

 

今日は腸の中でも『小腸』についてお話しいたします。

 

「全ての病気は腸から始まる」とは、ヒポクラテスが残した有名な格言です。

それくらい小腸は人体の中で大事な役割を果たしております。

 

実は小腸は直径3〜4cm、全長6〜7m(生体内では筋収縮により3m前後)で腹腔内を曲がりくねり、十二指腸・空腸・回腸の3箇所に区分されます。

(これら3つを合わせて小腸と言います)

小腸の表面積はテニスコートとほぼ同じという大きさ!尚且つ小腸には、1兆個の腸内細菌がいるといわれています。

 

小腸の役割としては食物を消化液と混合し、消化吸収を行い、その後大腸の方へ送り出します。食べた物は胃酸による消化を受け、さらに十二指腸からの消化酵素により小腸ではほぼ完全に液体の状態となり流れていきます。

 

小腸では、この液体に含まれるぶどう糖やアミノ酸などの栄養素の吸収が行われ、吸収されなかったものが大腸へ運ばれていきます。大腸はその後肛門へ続きます。ちなみに便は食物繊維や消化しきれなかったものでできているため、食事の量ではなく、便のもとになるものをどれだけ摂取したかで便量が変わるのです。

 

栄養には5大栄養素と言われる、炭水化物(糖質)・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルがあるのですがこのほとんどが小腸で吸収されるんですね。なのでやはり食事の中身が便やいわいる腸内環境にはとても大事ということです。

 

これだけでも腸が大事なのが分かるのですが実はホルモンにも関係しております。

 

『セロトニン』という別名、幸せホルモンを皆さんは聞いたことがありますか?

 

うつ病と関係があると言われているセロトニンは脳内で作られるのはたったの3〜5%程度で、それ以外の95%は小腸でつくられます。

実は腸内環境がめっちゃ左右してるんですね。

セロトニンを作るにはトリプトファンという栄養素が必要なのですが、何に多く含まれているかというと、豆腐や味噌、納豆、醤油などの大豆製品やお米、乳製品に多いです。

和食系がメインですね。

 

また脳内にある、やる気ホルモンと呼ばれている『ドーパミン』も、メインは脳ですが小腸内でもつくられています。

ドーパミンを作るにはフェニルアラニンという物質が必要なのですが、大豆製品や卵、魚、肉など主にタンパク質が多いものに入っております。

 

小腸のお話は一旦ここまでとしますが、これだけ聞くと食事頑張ろうって思わないですか?笑

そもそもダイエットどうこうより、食べてるものが悪かったり併せて腸内環境が悪いとダイエットするやる気が起きないわけです。

 

コンビニ食を否定するわけではないですが、コンビニ食がメインであったりエナジードリンクなどを飲んでる方に限って、風邪とか体調を崩しやすいんですね。

それはやはり日本人という人種は大豆製品や穀物を消化する能力に長けているし、そういったものが腸内環境を構成しているのでなければ免疫は下がる一方なのです。

 

面白いデータで、大前提に野菜の多い食事は善玉菌が優位になり免疫が上がるといわれています。

そこで日本人とカナダ人の腸内細菌の種類を比較したデータによると、日本人は23菌属·75菌種に対して、カナダ人は18菌属·66菌種で、明らかに日本人のほうが腸内細菌の数が多いことが解りました。

また日本人同士の比較で、日本食と西洋食のどちらを中心に食事をしているかを比較してみると、日本食中心の人は27菌属·73菌種に対して、西洋食中心の人は22菌属·52菌種と、やはり西洋食を中心にしている人は腸内細菌の数が少ないことが解り、日本食の方が明らかに健康食であることが証明されたデータがございます。

 

腸内細菌のことを話すと長くなるので次回以降にしますが、ダイエット中もやはり日本人はローファットダイエット(脂質を抑える)の方が身体に負担が少ないし健康的ということがこの観点から見ても言えると思います。

 

食もだいぶ西洋のものや欧米化が進んできておりますが、改めて食生活を見直すきっかけになればと思います。

ではまた!

 

表参道 パーソナルジム Plus One 田村